サトウヅケル

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その4.ライム 2006年3月26日〜

3月26日

 ライムでやってみる。なんとなく、レモンに似た感じのものができるのではないかと予想される。
 

 切ってみると皮がレモンよりカタいようだ。レモンでさえ、カタかったのだから、ライムの皮は切り取ってしまうことにする。ただし、対照実験として、全体の3分の1くらいは皮を残したままにする。

 レモンのときと同様、砂糖をたっぷりまぶし、ちょうどひたひたになるくらいに水を入れる。ひょっとすると、香りが出るかもしれないと思い、切り取った皮を細かくしてそれもいっしょに入れておく。

 では、また1週間後。
 

4月2日

 1週間後。タッパーのふたを開けると、ほんのりライムの香りがただよう。見た目は、基本的に変わらないので写真はなし。だが、皮の緑色が薄くなって、心なしか全体的に縮んだ印象。

 まず、皮のないのをひと口。うわ、にがっ。レモンのようにさわやかなすっぱさもなく、かと言って、甘さもそれほど感じられない。それよりもまず、にが味が口に広がる。うーん、結構砂糖入れてるはずなんだがなぁ。せっかくのライムの香りも最初にふたを開けたときに感じたほかは、ほとんど感じない。こりゃ失敗かな。
 皮付きのものを食べてみる。やはり皮はカタい。そして、よりにがい。ダメだ、捨てようと思ったが、もったいないので、がまんして食べていたら、なんかにが味にも慣れてきた。後味が、甘くもなく、すっぱくもなく、ただ苦いのだが、意外と慣れるもんだな。
 結局、細切れにして入れた皮のほかは全部食べきった。

 漬け汁にもにが味はあるが、実ほどではなく、むしろ、甘味の刺激だけが強い。つまり、舌ではそれほど甘く感じないのに、のどにツンとくる。レモン水のようなさっぱり感もあまりない。水で2倍に薄めて飲んでみたが、あれっ、うまいな。もう少しにが味がなければ、これはこれでアリだな。つまり、皮の部分を完全に取り去って漬ければ結構いけたのかも。少なくとも漬け汁は。

ライムの評価:2点
 


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